桜の季節に送られた母の遺影には桜の花びらが何枚も舞い落ちてきました。
もう25年以上前の4月4日のことでした。
母と母の姉は同じ時期に違う病院で最期を迎えようとしていました。
伯母と母は年の差が一回り以上あり、伯母は末っ子の母をそれこそ母親のように見守っていたと聞いています。
本当に頭が良く、口数が少なく、小柄で和裁を晩年までしていました。
母は伯母より縦も横も豊かで、楽しく話し、洋裁をしていました。
二人は生涯をほぼ着物ですごし、大小あっても、後ろ姿は首を傾げる角度までそっくりでした。
母が入院をしました。母は足掛け3年癌と付き合いました。
伯母と母が会ったのは、伯母が母の見舞いに来てくれたのが最後だったと思うのですが…
母に、「私より先に死ぬのはだめよ。」と。
伯母は、母が2度目に入院した時に入院しました。癌でした。
母危篤の知らせが親戚に伝わり、駆け付けてくれた親戚の様子に違和感がありました。
伯母が4月2日に旅立ったことを知ったのは、母と家に戻った時でした。
母は、伯母と約束したように伯母の後から向かったのですね。
でも。。。
「伯母より後に」という約束は守ったけれど、あわてんぼうの母は、伯母より13歳年下なのを忘れてしまったのでしょうか。あと13年は生きていてよかったのに。
二人とも地元で桜が名所の池のほとりのお寺に眠っています。
この季節に墓参に行くと、墓石には必ず桜の花びらが付いています。
お彼岸に帰ったばかりですが、母が愛した家、私のAnother Houseに明日また帰ります。
東京からそんなに遠くはなく、ちょっと遠いAnother House。
何年経っても、「ただいま~」
Another Houseへの帰り支度をしていたら、坂本龍一さんの訃報を聞きました。
若いころは私にはよくわからないと思っていたのですが、いつの日からかとても好きな音でした。
桜の季節は、私には寂しい季節です。
日本ブログ村に参加しています。
2023年 飽きっぽい私の目標は続けること
よろしく お願いします。
↓ ↓ ↓
にほんブログ村
にほんブログ村
もう25年以上前の4月4日のことでした。
母と母の姉は同じ時期に違う病院で最期を迎えようとしていました。
伯母と母は年の差が一回り以上あり、伯母は末っ子の母をそれこそ母親のように見守っていたと聞いています。
本当に頭が良く、口数が少なく、小柄で和裁を晩年までしていました。
母は伯母より縦も横も豊かで、楽しく話し、洋裁をしていました。
二人は生涯をほぼ着物ですごし、大小あっても、後ろ姿は首を傾げる角度までそっくりでした。
母が入院をしました。母は足掛け3年癌と付き合いました。
伯母と母が会ったのは、伯母が母の見舞いに来てくれたのが最後だったと思うのですが…
母に、「私より先に死ぬのはだめよ。」と。
伯母は、母が2度目に入院した時に入院しました。癌でした。
母危篤の知らせが親戚に伝わり、駆け付けてくれた親戚の様子に違和感がありました。
伯母が4月2日に旅立ったことを知ったのは、母と家に戻った時でした。
母は、伯母と約束したように伯母の後から向かったのですね。
でも。。。
「伯母より後に」という約束は守ったけれど、あわてんぼうの母は、伯母より13歳年下なのを忘れてしまったのでしょうか。あと13年は生きていてよかったのに。
二人とも地元で桜が名所の池のほとりのお寺に眠っています。
この季節に墓参に行くと、墓石には必ず桜の花びらが付いています。
お彼岸に帰ったばかりですが、母が愛した家、私のAnother Houseに明日また帰ります。
東京からそんなに遠くはなく、ちょっと遠いAnother House。
何年経っても、「ただいま~」
Another Houseへの帰り支度をしていたら、坂本龍一さんの訃報を聞きました。
若いころは私にはよくわからないと思っていたのですが、いつの日からかとても好きな音でした。
桜の季節は、私には寂しい季節です。
日本ブログ村に参加しています。
2023年 飽きっぽい私の目標は続けること
よろしく お願いします。
↓ ↓ ↓
にほんブログ村
にほんブログ村