シニアのブログーQue sera sera

遅い結婚、遅い出産、当然娘はまだ同居。 シニアといっても、母と妻も適当ではありながら、一応現役。 日本語講師として、フリーランスで細々と仕事を継続中。 年金と少しの収入ですが、日常を少しでも「いい感じ」に過ごしたいと笑ったり、怒ったりを書いています。 萎えず、気張らず、刹那的と言われても、いい時間を大切に。 ごくごくありふれた日常ですが、立ち寄っていただければ嬉しいです。

Category: 本備忘

まだ 女の子っていいたいけれど
あっという間に 女性になってきました

彼女との出会いは オンライン授業

日本だと高校1年生の頃ですから15〜16歳
小学校の4年生でアメリカに行ってから ずっと
アメリカで過ごしていらっしゃいます

オンライン授業の目的は はっきりしていました
日本で勉強したい だけじゃなく

看護に進みたい!

英語はもちろん 全く問題なく
アメリカで学ぶ道の方が 情報も取りやすく
楽な道だったにちがいありません

帰国子女枠を持つ看護系の大学は本当に少なく
それだけでも ストレスは大きくなります

とりあえず 中学3年生レベルの
国語 それも 一般受験と同じくらいのテキストを
終わらすことは ウォーミングアップに 過ぎませんでした
課題文を読んでは 自分の意見を交えない要約文を ひたすら書き続けました
何百の要約文を書いたことでしょう

帰国子女の大学受験には 英語、国語の小論文が必須となります
帰国子女といっても 大学によっては 留学生を含む 
外国からの受験枠のような場合もあります

その後 頼りない私のような非常勤講師の面倒もみてくださる
私が大変尊敬している先生が
彼女の小論文の最終仕上げをしてくださいました

アメリカの高校を卒業した彼女は
受験のために 今年の夏に 一人で日本に一時帰国をしました

画面越しの彼女は お化粧もせず
着飾ることもない アメリカのとてもナチュラルな若者でした
オンラインで授業をしていた頃は
長い髪の毛が どうしたの? というくらい
モシャモシャのことだって よくありました

アメリカの高校も精一杯
日本に向けての勉強も精一杯以上に
細身の身体は 長年続けているダンスで整っています
アメフトでは ハイスクールの多くが参加する
マーチングブラスもしました
日本の本も含めて 読書量も大したものです

本当に充実している青春が見えます
飾らない彼女なのに 憧れてしまうくらい 美しく
かといって 強引な パワフルな そんな印象もない
控えめなのに 意志がしっかりしているお嬢さんに
成長した彼女に会うことができました

看護の道に進みたい
と 学習を始めた彼女
受験の頃には 国際看護師というのですか
世界で 看護という分野の学習を活かすことのできるようになるために
学びたいという 確固たる道を歩こうとしていました

そんな彼女に女神様は最上級の微笑みをくださいました
第一志望の大学まで とても 遠かった道を歩き続け 合格


彼女へのプレゼントを 考えているうちに
彼女自身という 素晴らしいクリスマスプレゼントを持って
入学までの一時期 アメリカのご両親が待つ家に戻ってしまいました

彼女は 長女です
まず お母様にこの絵本を届けたいなと。。。


ちいさなあなたへ (主婦の友はじめてブックシリーズ)
アリソン・マギー
主婦の友社
2008-03-06



英語版も添えて


Someday
McGhee, Alison
Atheneum Books for Young Readers
2007-02-27



そして 春に 彼女が日本に来たら
もう中古でしか手に入らないのですが
私が 乳がんの時に 主治医として
寄り添ってくださった 先生がその病院の日常を記した
エッセイを お渡ししたいと思っています


カリスマ外科医じゃないけれど
丸尾 啓敏
法研
2008-03-01



私の治療が終わる頃に
ご実家の近くの病院に移られ
私と近いお歳ですが 今もご活躍でいらっしゃるようです
この本は 先生が照れながら

本を出したんだよね

と 診察の際に教えてくださった本です
外科医は 絵が描けないと。。。
と おっしゃる通り 絵も優しい絵を描かれますし 緻密


辛い時に出会えた お医者様
生きることが 穏やかであることが
幸せと思って 愚痴をいいながら 生きている大人の私に
愚痴ひとつ言わず 大切な受験期を 一緒に歩かせてくれた彼女

押し付けない優しさ や 穏やかな強い意志
品のいい 安心できる 口調 や 声の大きさ

年齢だけでは 何も語れない
素晴らしさに 私も日々是精進

来年は 座右の銘として
これまでと変わらず 笑門来福 に加えて
日々是精進

まずは 私の歩みを止めずにいてくださる
こうした 出会いにのあった方々に お礼の気持ちを遠くから



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村



PVアクセスランキング にほんブログ村




にほんブログ村 シニア日記ブログへにほんブログ村





むずかしい お題にしてしまいましたが
書きたいことは 簡単なことです

「個性」って いったいなにもの?


*****引用*****

①他の人とちがった、その人特有の性質・性格。個人の特性。
②個体に特有の性質。

************



その程度はわかるのですが
”その人・個人”から言葉を広げると
我(われ)が浮かびました
すると 「我が強い」も浮かんできます

そこで 我と書いて「が」で調べてみると


*****引用*****

①自分のこと。第一人称の代名詞。われ。おのれ。
「彼我・自我・個我・非我・忘我・没我・無我」

②ひとりよがり。自分勝手の考え。自分本位の考え。わがまま。
「我が強い」

************


ここで①の「」の中の言葉を調べると
大変なことになりそうです

実は ちょっと 覗いてしまったのですが(´∀`*)

個人⇒その人

これを我で考えると
自我が近いのでしょうか

自我の意味は自己、自分となっています。

プラス哲学上と心理学上の説明もありました



*****引用*****

哲学:天地一切のものに対する自分。エゴ。
心理:自分自身に対する、各個人の意識・観念。

************



なぜ こんなことを モヤっと考えているかというと

仕事柄、若い世代と話す機会が多くあります



娘の苦言:
おかあさんは どうやら 
よかれあしかれ 目立ってしまうようだから
主張しないというけれど
そこには主張しないという 主張を感じるヨ。
主張したくないとか 
もう 考えるのはよした方がいいんじゃない!?

(((( ;゚д゚)))

ですが


世代的なのか 性格なのか よくわかりませんが
できるだけ 自分を主張しないように意識していたように思います


多くの大人が子供の頃に経験済みの言葉

こども:みんな~だよ
母親 :みんなって どのみんな?
こども:~ちゃんと。。。
母親 :~ちゃんだけじゃない?
こども:。。。


若い世代は 結構気楽に「個性」という言葉を表現します
一方で みんなと一緒がいい もしくは
一緒でなければだめなんだ
とも言います・・・没個性


「没個性」が国中に蔓延してしまうと
最終的には恐ろしいくらいの民衆コントロールもできてしまうのでしょう

かといって何でもかんでも「個性」
で片付けようとすると
それこそ 「我が強い」だらけになってしまうし


若い世代の成長期のトゲトゲや
無気力な様子を
全て「反抗期」で済ますことも
個人的には あまり好みません

いけないことは いけないんです
それが 反抗期であってもなくとも

けれど一見 反抗的であっても
聞いて 話して 
そうすると 決して 反抗ではなく
わかりたい わかってほしい
だったりします

個性の主張といいながら
満たされない
承認欲求の表現だったりするような気がします


現代の おとうさん おかあさんは
きっと 昔と違って
こどもと 向き合う時間を
十分に持てないくらい
忙しくて 不安が多いようにも感じます

シニア世代が
スポンジになれるといいな
若い方々のお邪魔にならない程度に

などと おせっかいなことを思っています





思考の補助線 (ちくま新書)
茂木 健一郎
筑摩書房
2008-02-01



こんな 本も たまにはいいかなと


ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村



PVアクセスランキング にほんブログ村



にほんブログ村 シニア日記ブログへにほんブログ村


国語や日本語を指導していると
課題文としていろいろな書籍に出会える機会があります

学習指導! と構えると
毎回のように課題文を読んでいるのが
とても苦労になってしまいます

何十年も前に 国語の授業やテストで
長文読解は本当に面倒で
筆者と作者の区別も
物語と論説文の区別も
何も考えずに
片っ端から読んでは
問に答えていたような気がします

したがって 当然のことですが
課題文の出展も作者も ほとんど記憶にございません

記憶に残っているのは
妙に先生の熱が入っていた単元や
暗記させられた古文(^∀^)

仕事とはいえ
一週間にどれだけの数の長文を読むことか。。。
乱読型の私でさえ
本を読むのが嫌いになりそうなこともありました

けれど いつからか出展を指導のためだけでなく
気にしながら読んでいると
結構面白い本があります

もちろん 環境問題を扱ったものも最近の必須アイテムですが
ときおり 日本人の原点を探るような本にも出会えます

それは
言葉
コミュニケーションのとらえ方
欧米の外という概念で成り立つ世界
日本人独特の内という概念

部屋のあれこれが好きであるのと同時に
外と部屋との曖昧な空間が大好きな私

実家の縁側で寝転がっていたころの
草と風と光。。。

以前、触れたことのあることですが
東京の空は見上げてもビルで線引きされていて
広がることなくギザギザです

けれど 部屋の小さな出窓傍に置いたベンチに仰向けになると
窓がフレームではあるけれど
ギザギザでない空があります
広がりを想像できます
雲が流れます

つい最近読みたい本に追加した本があります。





日本の建築学者の上田先生が書かれた本
国語の課題文では 縁側の事が抜粋されていました
「縁は、まことに異なものがあり、味なものがある」
という文から始まる課題文でした。
住まいの縁、つまり縁側、ぬれ縁というつながり方です

外でも 内でもない 連結器のような場所

寝っ転がって
軒から見上げる空が
懐かしく蘇ってきました

いい本に出合える

仕事がちょっとお得に感じられる瞬間です






ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村


PVアクセスランキング にほんブログ村



にほんブログ村 シニア日記ブログへ
にほんブログ村



バーナバスのだいだっそう
ファン・ブラザーによる作品です。
ファン・ブラザーズはテリー、エリック、デヴィンという三兄弟です。
この本は、三兄弟で作った初めての絵本ということですが、それぞれの作品もいかがでしょう。
「くらやみのなかのゆめ」「海とそらがであうばしょ」「夜のあいだに」「つのぶねのぼうけん」

バーナバスの だいだっそう
ファン・ブラザーズ
学研プラス
2021-09-24



東京では、作者のヨシタケシンスケ展が世田谷美術館(4月9日~7月3日)で開催中ですね。
その後兵庫、広島、愛知、と巡回予定が決定しているようです。
ヨシタケワールド、興味深々です。

ころべばいいのに
ヨシタケシンスケ
ブロンズ新社
2019-06-19



宮西達也さんのティラノサウルス シリーズは既刊13巻
対照年齢が3~5際となっていますが。。。
私は、とんでもない! 中学生でも、高校生でも、お父さんでも繰り返し読める!と思っています:)
タイトルに「あい」が直球で入っていたりしますが、その直球をしっかり受けとめられたら、涙がでそうです。

おまえうまそうだな (絵本の時間)
宮西 達也
ポプラ社
2003-03-01


 

都会でありながら、寂しいことは、私が住み始めて30年のこの町は本屋さんがほぼ全ていつの間にか消えてしまったことです。
街の本屋さんはもちろん、スーパーの本屋さんもゲームコーナー。
駅から我が家までの半径では駅ビルに1店舗あるだけです。
読書が趣味と言えるほどではないのですが、携帯もお金もなかった一人暮らしだった私の時間の過ごしかたの一つに本屋さんでのブラブラがありました。
今でも紙の本が好きです。
でも、図書館で本を借りるときでもデジタル予約。
本だなを持ち歩くようにデータ化された電子書籍。
Kindleのお世話になることはとても多くなりました。
ベッドでもキンドルがあれば、本を読むために明かりを気にしなくともいいので助かります。
シニアグラス(老眼鏡)が必須になってからも大きな文字にすれば、グラスのお世話にならなくともいいし:)


スタイルを持ち、身軽に暮らす~いさぎよく、住む、着る、生きる~
羨ましい!!
本を読んで思うことはあっても、共感することがほとんどない私ですが、66歳の筆者に一度お会いしたいとまで思うほど共感してしまいました。

植物色の毎日
YouTubeで配信をなさっているオニちゃん。毎回
フラワンダフルライフ~
皆さん、植物色の毎日してますか?
で始まります。
初期から楽しみに観ている番組ですが、これもKindleUnlimitedで。
植物色の毎日をできるだけ楽しめるようにしています。

2

1%の努力
彼の早口と多弁についていくのが少し厳しくなってきてはいるのですが、論破王に実績というEvidenceがあるので、とても関心がありました。いつか一冊くらいは。。。と思っていたのですが、タイトルから「1%くらいは努力したほうがいいよ」なのか「1%の努力で何かが違う」のか興味があって読みました。読み終わって一番感じたことは、切り口上的な物言いでも、心底彼は優しいということでした。

沈黙
何を今さらなのですが、読み返してみました。重い。。。のに読んでしまいます。
大学生の頃から何度目でしょう。

3

意味も、傾向もなく、ただ私の印象に残ったというだけの理由ですが、備忘録として。

↑このページのトップヘ