シニアのブログーQue sera sera

遅い結婚、遅い出産、当然娘はまだ同居。 シニアといっても、母と妻も適当ではありながら、一応現役。 日本語講師として、フリーランスで細々と仕事を継続中。 年金と少しの収入ですが、日常を少しでも「いい感じ」に過ごしたいと笑ったり、怒ったりを書いています。 萎えず、気張らず、刹那的と言われても、いい時間を大切に。 ごくごくありふれた日常ですが、立ち寄っていただければ嬉しいです。

2023年04月

私のブログの「#」に「家族」をよく付けています。
私は、たぶん本当に我儘なのだと思います。

父とは近い関係を持てませんでした。
母とは本当に深い関係だったと思います。

既に他界した両親について文字として嫌なことを残すことはしたくないので、関係の遠い父は娘にとっていいお爺ちゃんだったことだけにするのがいいのかもしれません。

ただ、父の酒乱は母と私に命の危険を感じさせるものであったことは事実です。
母は私を守り、私は母に常に寄り添う。

そんな家庭だったからと一刀両断に言うつもりもありませんが、結婚に魅力がなかったのか、怖かったのか。。。
安心できる家庭って。。。?

私が幸せになれる家庭は、私を自由に、気ままにさせてくれる環境。
そう言い切ってみたかったのですが、そんなことはできず、家族が穏やかに過ごせるように必死で作っていたかもしれません。

笑顔の妻、笑顔の母。

もしそれが、無理やりだったとして、後悔しているのかと聞かれれば、必死にそうしていただけとしか応えられません。

ゴールデンウィーク初日。

キンドルの本2冊読了。
袖丈とズボンの裾あげ2組終了。
ブランチはマック。
夕食はお寿司のテイクアウトを夫が取りに行っておしまい。

「家事無し」の自分勝手な時間でした。
YouTube「後で見る」保存も見ました。
そして、私がタグ付している「家族」の記事をいくつも拝読しました。

そこには、子供の成長や進路に自分の時間に蓋をしている母たちがたくさんいらっしゃいました。
心から、「がんばれ!」

シニアの私は、本当はおばあちゃん世代なのですが、まだ遅いときの子どもで、しかも体調不良が重なり、巣立ちが済んでいない娘と、結局大人として自立できなかったんじゃないのかと思う体がお爺ちゃんの夫との生活で、夫と二人の生活を考えるでもなく、このまま三人生活が続くわけではないのだろうと思いつつ、何とも将来の目途が立たない中途半端な位置にいることに気づきました。

両親と一緒に過ごした20年、一人暮らし20年、家族ができて25年。
今、夫と娘に我儘な私を小出しにご披露しております。

家族がいても距離感のある生活がしたい。
この年になればそれでいいと思っています。

私から距離をおいても、夫も娘も物足りなさや寂しさを感じない関係はできていると思います。
もちろん、物理的にお二人様ともに何もできない?しない?ので、私がブツブツ不満を漏らしながら、さらには、皮肉を大声でいいながら、二人を脅しながら、ありがたがってほしそうに家事をしてはいます(゚∀゚)アヒャヒャ

けれど、それだって、ここ数年自分の生き方をチラッと考え直しはじめてからは、結構いい加減でいいように思えてきました。
「やらない」でいると、「やれない」と思ってくれるようで、返って気遣ってくれたりして。

養老孟司先生の講演画像を拝見しました。
動物である人間と、人間以外の動物の決定的な違いをお話されていました。
・A、B同じ箱を用意して、最初の大人がAの箱に人形を入れ去ります。
・次に母親が登場し、Aの箱の人形をBの箱に入れ去ります。
・そして、先ほどAに人形を入れた大人が再登場します。
・見ているのは3歳と5歳の兄弟。
☆子供に質問・・・この大人は人形がA、Bどちらの箱に入っていると答えるでしょう。

3歳児はBと答え、5歳児はAと。

正解はBなのですが、成長は正解だけで判断できないという不思議と人間が動物と違う成長をするという事実が見えるようです。

3歳児は、見たままの事実を受け入れた感覚で答えました。
5歳児は、Aに人形を入れた大人は、母がBに入れ替えたことを知らないのだからAと答えたのです。

この3歳から5歳までの2年間に人間だけが持つ「交換」という意識を持てるようになるのだそうです。
「自分を他人に置き換えられる」
人間だけが持つ能力。

この意識をしっかり育めるように子供たちを見守りたいものです。
そして、年を重ねるだけで、人間だけが持つこの大切な意識を忘れてしまうのか、見ないようにするのか。。。
そんな風にはならないように、少しおせっかいなくらいでもいい、他者に気を使いながから、シニアという素敵な時間を我儘にすごしたいと改めて思った今日でした。




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家族のそれぞれの生活環境が変わったことで、私は結構せっかちに、娘は体調と相談しながら、夫は退職後一年間石像のようにテレビの前のパーソナルソファーに張り付いていましたが、お仕事に復帰するようになって昨年秋頃からようやく重い腰を上げ、片付けを始めました。長~い目で見守らなければ。。。w

ところが片付けというのは、日常の自分の生活に組み込めていれば、面倒でも毎日いい感じに部屋が整うのですが、無理やりだとリバウンド。詰め込んで片付いた気になっていると、動かしただけで、結局徒労に過ぎず。。。

いつ、この家は落ち着くのでしょうか(´∀`*)
このゴールデンウィークは少し頑張っていただきたいな。
今日、まっすぐに寝られない夫に電動リクライニングマットレスが届きました。
退院以来お世話になったイケアの傾斜をつけられるスノコベッドフレームは、今日役目を終えました。

隅っこ暮らしの私の仕事場はとてもとても狭くて、古い家具を組み合わせたスペースなのですが、なかなかいい感じです。そこに、娘がお友達から頂いた神様の小さなお人形があります。
多分、一方は毘沙門天なのではないかと思うのですが、もう一方の亀を手にして神様は。。。

IMG_3089


後ろに見えているのはモニターのケーブル。
パソコンを動かすと、このケーブルが多少なりとも動くからなのですが。。。


IMG_3088


色々な向きで二人の神様は楽しそうになさいます。

ゴールデンウィーク中は私を励まさなくともいいですね。
神様も少しは休めるかしら。

ゴールデンウィークとお正月の東京は静かなので、私たちはそれぞれが東京でゆっくりと過ごすことが多いです。
私は毎年ベランダの植物の手入れを楽しむ時間にあてています。

東京の前半の天気は雨ですが、それなら、積読中の本を一気に!


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4月から新しい日本語の受講生を受けもっています。
ご主人がヨーロッパ系の外資、日本支社に勤務になったことで、共に来日なさった女性です。
娘が生まれる前は、本当によくアジア圏、特にタイにリフレッシュにでかけていました。
タイと言いつつ少し別格のプーケットももちろん大好きです。
従兄がタイ北部チェンライに住んでいることもあり、タイ南部のエキゾチックさに比べ穏やかな北部も大好きです。

今回の受講生は北部出身の方。
休み無で1回2時間のクラスですが、しっかり学習してくれます。
そして、本当によく笑います。

入門クラスですから、たくさん間違います。
ところが、日本人の照れ隠しとは違って、自分の間違いを楽しむかのように大笑いします。
私はヘッドセットをしているので、家族は彼女の状況は一切わからないのですが、私の様子から本当に楽しそうなクラスだと喜んでいます。

微笑みは当たり前。色々なことを楽しんで、見知らぬ国での色々を笑い飛ばしています。

毎日スーパーで買い物をして、覚えたての日本語でスタッフに質問したら、応えが全然わからなかったと大笑い。

タイで買えば数百円の品物をネットオーダーで入手したら100倍の値段だったと大笑い。

ホームシックにならないのかと聞くと、せっかく日本に来たのだから、このチャンスをたくさんいい思い出につなげたいと笑顔。

午前中2時間、3日間/一週のクラス。
ともすると、夫との一週間分の会話より多くの時間を過ごしていそうなのです。

仕事ですから、毎日2時間ずつのクラスメニューを考えるのは、頑張りも必要なのですが、何より「笑い」がどれだけ大切かを改めて思い出しました。

私は、結構キツイ時でも笑えていたはずなのに、黙っていることの楽さを知ってしまったら、笑い無精になっていたようです。

もともと、座右の銘が「笑門来福」だったのですが、昨年末古くなって色あせてしまったので、お気に入りの笑門来福の色紙にお別れしたころから、その色紙のあった壁が寂しく見えていました。

彼女の爆笑の写真でも飾りたいくらい、福が来そうな気持になります。

色紙が色あせたように、「笑門来福」を大切にしていなかったかも。

明日は、まだひらがなも習っていない小学1年生が私を待っていてくれます。
日本人でありながら、全く日本語を話せないまま、公立小学校で奮闘努力中の女の子。
頑張れ!

私がタイの女性にプレゼントされている笑顔の贈り物を、明日は、頑張っている女の子にお裾分けできたら嬉しいです。

明日一日で、ゴールデンウィークに突入できる夫もご機嫌です。

笑顔があれば、何とかなる!


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シニア世代が幼かったころの大晦日のテレビ番組を覚えていらっしゃいますか。

懐メロの紅白のような番組がテレビ東京だったかしら、夜7時頃から始まり、バトンタッチのようにNHKの紅白だったと思います。

現シニア世代の両親、戦前派の世代とって、懐メロと言われた曲は、現代のように音楽までも溢れている時代とは異なり、それぞれが何かしらのシーンに重ね合わせて聞いていた曲だったのだと思います。

回を重ねるたびに、その番組に出演する方が減り、その年の一年間の訃報と合わせ、両親たちの青春が遠くになっていくのを幼いながらに感じていました。
昔のヒット曲は本当に長い間愛されていました。
両親たちの世代の歌も、当時のヒット歌謡に合わせて流れていたような気がします。
いくつか覚えて、歌詞の意味も分からずに歌うと、母はもちろん、厳しい父も口元が緩んでいました。

♪ 黒ユリは誰の花~
♪ 黒い~花びら~
♪ 包丁一本~ 晒に巻いて~
♪ 汽車の~窓か~ら ハンチ振れば 牧場の乙女が 花束投げる~
♪ 月がとっても青いから~ 遠回りして 帰ろう~

時はずっと変わらずに刻まれているはずなのに、時の進み方がとても変わってしまったようにも感じます。

何もかもが忙しく、早い現代。
いろんなことが早くできるから、忙しい?

バナナボートソングを最初に聴いたのは、江利チエミさんの声だったのか、ハリーべラフォンテさんの声だったのか。。。

デーオ デーーーーオ
デ イデデ イデデ イデデ~ヨ
なんて聞こえていました。

誰かが痛いことになってしまった歌かと。。。(☆゚∀゚)

夜通しバナナの荷積みをして、
家に帰りたい

そんなジャマイカの民謡だと知ったのはずいぶん後になってからでした。

ハリー べラフォンテさんのことを三島由紀夫氏が、カリブの陽光を思わせる音の裏側にある影と”しわがれた声”の魅力を語られた記事を拝見しました。

奴隷の時代は終わり、戦争も終わっていいはずなのに。。。
戦争をしないはずの私たちの国にも大規模な備えが膨らみ、それでもやはり平和すぎるこの国。
報道番組ではほとんど伝えられることのない国々のニュース。

受講生といっても海外から日本に赴任されているエグゼクティブたちと話すと、ほとんどの方がテレビは持たず、忙しい一日の2~3時間をデジタル新聞を読むことで、自国はもちろん、世界の情勢をつかむために充てていらっしゃいます。

平和と裏腹の危機感。
難しいことはわからないのですが、日本が、日本の国を動かせるはずの方たちが、とても、とても、おかしなことになっていることだけは感じます。

括って、その括りの中で安心できるならいいのですが。
若者の括りは不安がいっぱい、諦めがいっぱい。
老害という言葉が、イコール老人という括りになり始めてきているような悲しい括り。
その括りは、生きる、年金という不安情報で大きな壁を作られて、まるで、アニメ進撃の巨人の三重の巨大壁のようになりつつあります。

得体のしれない、巨人におびえながら、壁の中で生きる。。。

不安におびえながら生きるのは嫌だから、
なるようになる!

今日をいい日に!
いつも今日一日がいい日ならば、ずっといい日で生きることができということ!?


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今朝の我が家

私 9:00~オンラインの仕事
夫 9:15 出社
娘 9:45 母校勤務に向け最終面接に出発

家族に「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」は言いたいと思っていた私でしたが、夫が定年退職後、娘も学生という不規則な時間帯。私の仕事もオンラインでシフトを組むのがメインとなりました。

今日は私が家内オンライン仕事場に「行ってきます!送ってあげられないけれど、お父さん、行ってらっしゃい、娘よ、行ってらっしゃい。」
夫と娘が「行ってらっしゃい!行ってきます!」
歩いて5歩圏内の仕事場に出勤の私を送り出してくれました。

今日は、娘を今までのようにハイタッチで元気に送ってあげたかったな~。
午前中の仕事を終えて、久しぶりに誰もいない部屋。
娘の最終面接は午前中に終了するはず。。。
LINEを見ると。。。

どうやら合格をいただけたようです。
これからお弁当を二人分買ってかえります。

愛想の一つもないメッセージですが、この2行の娘の顔が浮かびます。

そして、3行目。
やっていけるかどうかが不安だけれど。

大病として認知されない、実は日常生活さえ支障のある偏頭痛と長く付き合ってきた娘を支えてきた言葉は「根拠の無い自信」でした。
努力の時間を持てない彼女が、自信を持ってその明るさで友と過ごすには根拠の無い自信が一番大切でした。
けれども、今回根拠の無い自信だけでは乗り越えられな景色を見た彼女が初めて感じ、口に出せた「不安」の二文字。

よし!大丈夫だね。

「不安」と向き合う覚悟はそれこそ「不安」でしかないけれど、「不安」を見ることができたなら、それはいいね。

いくつになっても、不安はついてくるものね。
根拠の無い自信ばかりが膨らんで、不安を押し隠すと、よぎった不安が的中した時のダメージはそりゃ~大変。

そういえば、おかあさん、いまでもよく「これで、だいじょうぶなのかな~、本当にいいのかな~」って言っているよね。

その通りです。
そうして、山ほど不安がって、色々やって、「ま、いっか。」
そこに行きつくと、「ダメモト」と笑って言えます。

石橋を叩かずに渡るのは怖すぎます。
石橋を叩いて渡らないのじゃ。。。
石橋を叩きながら渡るのも疲れるかな。。。
私は、石橋をこれでもかと、手前で叩いて、叩いて、走り逃げ切るタイプです。
走り過ぎて橋が落ちて行っても対岸に着けば結果オーライ!

無謀なやりようですが、それで何とかやってきました。
娘よ、あなたは、いくつもの石橋をどんな風に渡るのかしら?

今日で、色々が大きく変わったのよね。
それでも、何も無いような今日の我が家。
静かな、それぞれの夜。

今日使っていたのに見当たらなくなった、私のスタイラスペンを家族全員で探して、
仕事場としているノートパソコンをおくだけで精一杯の小さなパソコンデスク。
隙間にでも落ちちゃったのかな~?
落ちたと見せかけてデスクの脚に同化したようにくっついていたスタイラスペン。
見つけてくれたのは娘。

対面授業で初めて日本語に触れる女の子のために用意した「いろはかるた」Youtubeに読み手をお願いして、二人で対戦。
2戦2勝は私(☆゚∀゚)

1戦1敗では止められず、
2戦2敗で「もう、やらない~~~!」と娘。

今日も大笑いの夜が更けていきます。
お休みの前に「私。。。元気。とっても元気。」

また、夜更かしになってしまいました。

ゴールデンウィーク明けから生活が光りだす娘のために、もう一度過保護な母親にしばらく戻りたいと思っています。

過保護と言われても、過干渉と言われても、
そんなの関係ない~

ゴールデンウィーク中に早寝早起きにもどします。
夜更かしは、疲れていても何故か眠りが浅くなっているようで、結局元気が湧いてきません。
朝活再開も楽しみです。

夜が明けて、変わらず、穏やかないい日でありますように。
もちろん、皆様にも少しでもいい時間が訪れますように。


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