面倒な相続物件を売却することに決めてからは、これまでの留まっていた時間が爆発したように動きだしました。

亡くなった祖母名義の土地。
その土地の上に店を構えていた家長一家。親子4人が家族として交わりの薄い家長一家でした。
家族の崩壊はそこそこ広い土地を、他の親族にネズミの額ほども残すことすらできず、家長は亡くなりました。

家長名義の土地は長男の事業の負債を何とかするために全て抵当に入れ、長男は自己破産。
当然土地・家屋は競売にかけられ他人の手に。

本妻は家長の長い介護は特養任せ。多分見舞いにもほとんど行っていなかったと思います。本妻と結婚する前から家長が付き合っていた女性はお妾さんとなり、果ては家長の家に入り、商売を手伝うようになり、家長が特養に入るとどこかへ去りました。

長女は、学生時代の成績はかなり悪かったし、とても人の上にたてる人物ではないのだけれど、ごまかしと、名誉欲には脱帽です。
自分の得と縁遠いことには一切「協力」という言葉を辞書に持たず、実に信じがたいのですが、商工会議所を中心とする様々な会で相当な名誉職についています。
彼女は固定資産税の納税など考えません、納めません。
実家を放棄、放棄後に建物を壊したり、隣家との測量に立ち会ったり、馬鹿げたことばかりしています。それも結局は考える力の浅さなのですが、それをカバーする話術を持っているようです。
相続し、納税し、今走り回って後始末をしている私はただのピエロで、噂は自然に耳に届きます。
彼女自身の家庭の崩壊も彼女が悲劇のヒロインになれるよう、それを明るく乗り越えたように自ら吹聴できる。。。そういう人に信頼が集まることが不思議。口が災いの元にならないといいなと。

次第に見えてくる真実は噂では動きません。私に協力という力を惜しみなく与えてくれる人々を与えてくれました。ありがたい解決のスピードです。

3月中にどれほどのメールを書いたのかしら。。。
確定申告から始まり、娘の担任の上司の方と娘の体調と様々なご相談、以前のブラック大手不動産業者、新たな売却の仲介業者、土地家屋調査士、司法書士、解体業者、近隣の方々、実家の庭の手入れの打ち合わせ、新年度で新たになる仕事関係。。。

依頼から苦情、相談から提案。。。

夫が入れてくれるコーヒーはいつも冷めてしまいました。
娘はずっとつながっていてくれている中高の吹奏楽の仲間と定期演奏会に行けるほどになりました。
何か月もの間パジャマが日常着だった彼女が、お化粧をして、太ったことを気にして、筋肉の落ちた体で膝がガクガクなのを笑っています。

ブログを穏やかな心で綴れる日が間もなく来ると感じます。
想像を絶するハードな日々ですが、今週末は忙しさはなく、結論の出ない思考に追われているだけです。
トゲトゲのブログですが、これもまた、こんな大きな山を情けない私が登り切れるかどうかの瀬戸際なのでお許しください。

いい加減すぎる相続放棄の親戚へのむかっ腹や、悪口の嵐は全てが完了するまでコンクリート詰め。ひたすら、戦前からの事実の洗い出し。

夫の協力に感謝、娘の回復を喜び。それが潤いです。

幸せの光は長いトンネルの向こうではなく、もう見えてきました。

自分自身を見るために立ち止まると、なん十通のメールを書き続けた自分が偉かった!


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